こちらでは一人でもできるマインドフルネス（基礎編）その１を

お伝えいたします。

 

まずリラックスできる姿勢をとってください。

 

立っていても、座っていても構いませんが、

横になっていると眠ってしまう可能性がありますので

ご注意ください。

 

次に背筋を伸ばします。

 

この時に首に力が入っていないことに注意してください。

 

頭の先から糸が出ていて

真っ直ぐに軽く引っ張られているイメージです。

 

次にお腹の下、生殖器と肛門の間（会陰と言います）に

意識を集めます。

 

力を加えるのではなく、柔軟さを保つイメージです。

 

これでマインドフルネスの準備は整いました。

 

軽く目と口を閉じてください。

 

歯は少しすきまを開けて、舌先は上あごに付けます。

 

鼻から息を吸います。

 

特にゆっくりでなくても大丈夫です。

 

どんな気分でしょう？

 

体に入ってくる空気は乾いていますか？

 

それとも湿っていますか？

 

鼻から吐き出す息はどうでしょう？

 

温かいですか？

 

意識を呼吸に集中してください。

 

何か考えが浮かんで来たら無理に消そうとせずに

その考えに寄り添う感じで様子を見ます。

 

そのまま呼吸に意識を呼吸に集中しながら

今度は体の中の空気の流れに意識を集中してみましょう。

 

首の内側を空気が流れていきます。

 

肺に空気が流れ込んでいます。

 

こうして呼吸そのものに意識を集中します。

 

これを一日１０分行います。

 

最初は３分でも構いません。

 

慣れるまでは上手くいかないかもしれません。

 

雑念が溢れて、意識が集中出来ないかもしれません。

 

それでいいんです。

 

毎日少しずつ行うことで、心が穏やかになります。

 

呼吸とは無意識のうちに行われますが、

血圧やホルモンの分泌などの

体内活動を司る「自律神経系」の一部です。

 

ご存知のように「自律神経系」は

「交感神経系」と「副交感神経系」という

二つの神経系からなっています。

 

ストレスを感じたときに働いて

人間を守るのが「交感神経系」です。

 

逆に心身が休んでいるときに働くのが

『副交感神経系」です。

 

呼吸というのは「自律神経系」の中でも

自分でコントロールできるものです。

 

つまり呼吸方法を意識して変えれば、

精神状態も変えることができるのです。

 

思考や感情は、

呼吸の速さや深さと密接な関係があります。

 

日本には『病は気から』という言葉がありますが、

医師による医療行為の結果にも、

患者の精神状態が大きく関わっていることは

もはや常識です。

 

マインドフルネスとはその名の通り、

頭の中にいっぱい詰まっている思考を

からっぽにすることです。

 

これを実践し、更に深く理解しながら進めていくことで

ストレスフリーな人生が手に入ります。

 

不安や心配に支配されることもなく

なりたい自分になれるのです。

 

人は生まれてから初めて自発的に呼吸をし、

最後の呼吸で人生を終えます。

 

呼吸というものは人間の生きる証でもあります。

 

最新の医学ではマインドフルネスを使って

精神疾患の治療だけでなく、癌や不妊などの治療にも

大きな効果が出ているのです。

 

マインド・レスキュー「シェーズ」ではマインドフルネスと

心理カウンセリングを使ったセッションを行っています。

 

詳しくはこちらから

 

１日数分からできるマインドフルネス。

 

おすすめします。